
ヤマグチノボル (著)
兎塚エイジ (イラスト)
才人は使い魔として異世界に『召還』されてしまった高校生。トリステインとアルビオンの戦いで、可愛い魔法使いのご主人様・ルイズと離ればなれになってしまったが、ようやく再開を果たした。前よりもお互いの距離が近くなったように感じ、ルイズは自分の気持ちに素直になりたいと思う。だが、才人を助けてくれた少女ティファニアやシエスタの存在が気になってぎくしゃくしてしまい、うまくいかない。そんなこんなで表面上は変化のない関係を保ちつつ、才人たちがトリステインに戻ると、今度は女王アンリエッタまでが才人を特別扱い!?大混戦の恋模様の一方、見えざる敵はじわじわと動き始め…。異世界使い魔ファンタジー、第9弾。
ルイズかわいいよルイズ
ティファの巨乳にひるむルイズ。
「でも負けたくない」ということでなにやら迷走しはじめたルイズ。
「あのばかはメイドが好き
でもって、ご主人様も好き、よね。たぶん。きっと。いっつもいってるし。いってるだけかもしんないけど……」
「その二つを足してみました。きっと、無敵に違いないわ。えっと、耳はおまけ」
シュヴァリエの称号
七万の軍を一人で食い止めたことによってサイトは貴族になった。
しかしルイズはサイトがシュヴァリエになったことを素直に喜べず、頭の中でいろいろと思いを巡らせる「シュヴァリエだったら公爵たる自分の父も多少は仲を認めてくれるかもしれない」「シュヴァリエなんかになったら今まで以上に女の子に(ry」「ただの平民じゃなくなったサイトを惹きつけておけるだけの魅力が自分にはないんじゃないか」などなどいろいろ考えてしまい、結果サイトに対して気持ちとは裏腹に冷たくしてしまう……とまぁいつもどおりのルイズであった。
今回はラブコメがメイン。
サイトがシュヴァリエになり環境が変わったことで学園での生活も、サイトがモテるようになったり、シエスタがサイト専属の世話人になったりとラブコメってますwそこにアンリエッタ様も加わって一層関係がごちゃごちゃに──
たしか次回はタバサについてのお話。
次の10巻をみる前にタバサの冒険1、2あたりを読んでおくと良いかもしれない。
評価A
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